今までの自分が勤めた中小企業経理に職場ってどんな雰囲気なのか、とか、仕事ってどんな感じなのかをまとめてました。
両極端な職場に勤めたのでこれから中小企業の経理に転職される方の参考になる部分はあるのかなと思っています。
主観による情報満載なのでそこはご容赦ください。
年商数億くらいの企業経理(一人経理)
年商は参考程度で「経理部がなくて一人で経理をするような企業」というニュアンスでご理解いただければと思います。
業務の範囲や内容はどんな感じ?
業務の範囲は一人でやっている分かなり広いです。小口現金の管理から銀行の支払い、記帳、月次試算表の締め、年次決算などの経理業務はもちろん、給与計算や社会保険の手続きなど労務関係も一式行う感じでした。
大変ではあるものの裁量権も大きく、自分のやり方でやれるという形は自分に向いていました。
ここでの経験はかなり自分にとってプラスになっています。
困ったことは?
困ったことは「基本全て自分で調べて解決するしかない」ということです。自分で本を買って調べるのはもちろん、会社にお願いしてセミナーに行かせてもらったりもしました。
また、スケジュール管理もしっかりしないと支払い漏れがあったら大変です。
大変な分そういったところの感覚も研ぎ澄まされたなと感じます。
やりがいや面白さはある?
一人で担当している分裁量権があるので自分で工夫してやりたい方にとってはやりがいがあります。あわせてそこに面白さもありました。
また、業務上経営者さんとも近い距離なので経営って何ぞやを雇われの身分でも少しですが体験することができました。
年商数百億くらいの企業経理部(部員10人くらい)
業種は伏せますが中企業?くらいの規模の経理部で仕事をしたことができます。
間接部門の部があるくらいなのでそこそこ規模は大きいと思います。
どんな業務をするの?
一人経理と違い、業務担当がしっかりしていて現金出納はその係、支払いは別の係と決まっています。
自分は現金出納と支払いを担当しました。
狭く深くという感じでその業務を深く知ることはできましたが経理の全体は知りたいと思っていたためあまり自分には合わなかったなと今でも感じています。
どんなことを習得できた?
現金の数え方が早く正確になったのと、銀行の振込表の書き方が早くなったりなど、作業的な部分のスキルアップはできました。
ですが、経理全体の流れやベースなる考え方を深く身に着ける機会はあまりなかったなと思います。
早く正確に作業を完成させるのが最も求められるもので、部分最適化重視な感じでした。
雰囲気は共通する部分が多い
2つの企業経理を経験しましたが雰囲気は共通する部分が多かったなという印象です。
特に業務の締め切り間近はすごくピリピリした雰囲気になります。
反対に締め切りを超えると職場にもよりますがピリピリした雰囲気はなくなり、比較的和やかが雰囲気になります。
朝礼がある職場はちょっと癖がある(気がした)
朝礼の種類にもよりますが、社是を合唱させたり、3分スピーチをさせる朝礼がある職場の雰囲気はあまり良いとは感じませんでした。
朝礼で上司につるし上げをされたり、お説教を長時間聞かされたりしたため作業時間自体が削られたり、モチベーションが朝から著しく下がったりしたのを覚えています。
小規模な会社は基本社長のワンマン経営(と思うべし)
小規模な会社は社長さん一人で立ちあげた会社がほとんどで経営もワンマンだと思ったほうがいいです。
経理は社長さんとのやり取りも多いので、その考え方はベースにおいて日々の仕事をされたほうが平和な日々を送れます。
小規模な会社は程度によりますがワンマンのほうがうまく回っている感じがあります(個人的感想ですが)
働いてみてどっちが良かったか?
完全主観ですが一人経理で仕事をしていた時のほうが自分の場合は良かったです。
というのも経理はもちろんそれに付随する業務も習得できたことが一番大きいです。
今もこの業界でお仕事をできているのはあのときの経験が大きくて、転職市場を見ると一つのことを深く習得している人より幅広く業務をできる人のほうが需要があると感じます。
もちろん、その業務のプロを目指すという道もすごくかっこいい選択だと思います。
ただ、先々スキルアップの転職を検討されている方にとっては一人経理の経験はとても役立つと思います。

