実際働いてみて分った!経理や会計事務所の仕事をするなら持っておきたい資格について

資格

経理や会計のお仕事はいわゆる専門職に分類されていて、ある程度の資格を持っていることが求められることが多いのが現実です。

実際に現場で仕事をしてみて感じた資格について、「最低限必要なもの」「あると就職の際に有利なもの」「あると役に立つもの」に分けて詳細をお伝えしますね。

最低限欲しい資格

この資格を持っていないと就職の際はもちろん、実務をする上でも厳しいなと思うものです。求人の条件にも最低限持っていてほしいと記載されていることが多いです。

簿記検定資格

簿記は会計の仕事をする上での言語(日本語、英語など)のようなもので会計の現場ではその専門用語(借方、貸方などなど)が飛び交いますが会計現場の会話を理解して進めていくために必須となる知識です。

簿記の資格と言えば日商簿記が有名ですが全経簿記などほかの簿記資格でも問題はありません。ただここでは日商簿記を前提にお話しを進めていきますね。

まず、日商簿記でいうと3級は現実として最低限取得しておきたい資格になります。2級まで取得していれば求人の条件での足切りに会うことも少なくなります。

取得するにはどれくらい勉強すればいいの?独学で合格できるの?

簿記2級、3級どちらも独学で合格することができます。市販の参考書の中で自分に合うものを購入して使うとベターです。

勉強期間については人によりますが3級であれば3~6か月、2級であれば6~12か月くらいかなと思います。

独学でも合格可能ですが専門の講座を受講することで勉強期間を短縮することは可能です。独学だ回り道をすることも多く、その点専門講座はカリキュラムがしっかり組まれていてそれに従って勉強することで効率的に知識を習得することができます。

独学と講座のメリットデメリットは下記になります

  • 独学 → お金がかからない・合格までの時間はかかる
  • 講座 → お金がかかる・合格までの時間は短縮できる

取得しておくと有利な資格

ここからは取得しておくと有利な資格についてのお話です。
実務経験なしで会計業界に転職する際や実際の実務をする際でも役に立つ資格をまとめました。

日商簿記1級

最低限欲しい資格であった日商簿記の最上級の資格になります。この資格を持っていると転職活動の際でも一目置かれ、有利に働きます。

取得の難易度が高く、取得する場合にはそれなりの勉強時間が必要になります。

なお、以前は税理士試験を受けるために必要な受験資格の一つでしたが、日商簿記1級がなくても税理士試験を受けることができるので税理士試験の簿記論や財務諸表論の取得を直接目指すのもタイパの良い方法かもしれません。

全経簿記上級

日商簿記の団体とは違う「全国経理教育協会」という団体の簿記系の最上級資格です。
日商簿記1級と同じ難易度ですが計算問題と合わせて記述問題があるのが特徴です。

日商簿記1級と同じく以前は税理士試験の受験に必要な資格で、個人的には日商簿記1級よりも取得はしやすい印象があります。

税理士試験の科目合格(簿記論、財務諸表論)

税理士事務所や税理士法人への転職の際はこの資格があるかないかでだいぶ印象が違ってきます。
事務所にもよりますが個人的には日商簿記1級や全経簿記上級よりも有利に扱われる印象があります。

ただ、国家資格試験であるため難易度はかなり高く、勉強時間も必要となります。すでに日商簿記1級や全経簿記上級を取得している人であれば独学でもあまり労力をかけず取得できる可能性がありますが、そうでない場合は講座を利用して取得を目指すのが現実的かなと思います。

補助的に役立つ資格

ここからは会計のお仕事をする際に持っておくと実務の際に役に立つ資格です。
今まで説明した資格と比較して取得難易度は高くなく、例えば簿記の試験勉強と合わせて取得を目指すことも可能です。

FP2級、3級

FP2級、3級は実務をする上で会計以外に知っておきたい知識を取得することができます。実際、経理会計関連のお仕事をするとそれに付随する社会保険や金融の知識も必要となることが多々あります。

そういった知識を得るという意味で役に立つ資格がFP資格です。実際の実務をするときに社会保険や金融の専門用語をあらかじめ知っているかいないかでお仕事をする際の効率は違ってきます。

なお、FP試験の1級については経理会計の実務においてはなくても良いかなという印象です。

まとめ

経理や会計事務所の仕事をする際、または経理会計関連に転職をする際に持っておきたい資格についてまとめましたが今までのお話を表にまとめました。

下の表をみて今のご自身が取れそうだなと思うところから始めていくと、堅実にステップアップできると思います。

難易度:A(難しい)→C(易しい)
必要性:A(高い)→C(低い)

資格名難易度必要性
簿記検定(日商簿記2・3級)B~CA
日商簿記1級AB
全経簿記上級AB
税理士試験の科目合格
(簿記論、財務諸表論)
AB
FP2級、3級B~CC

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